2016年7月に起こった「津久井やまゆり園事件」が問いかけるものはあまりに大きく重い。優生思想、「生産性」をめぐる議論など、われわれの社会を根底から揺さぶるこの事件の思想的課題について、被告との面会記録を踏まえて検証していく。
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*ご好評いただいたこちらの連載をもとに、書籍『元職員による徹底検証 相模原障害者殺傷事件』として2021年5月に刊行いたしました。詳しくは下記、関連書籍欄をご覧ください。
素朴な疑問は素朴ではない~トランスヘイト言説に触れたら~ 高井ゆと里
【アーカイブ】高井ゆと里×能川元一×堀あきこ×松岡宗嗣「トランスヘイト言説を振り返る」
公害と呼ばれたカラス
きらいだし、こわい、けれども……~害虫・害獣の民俗学~
裁判から何が見えるか(その2)
「津久井やまゆり園事件」が問いかけるもの ――元職員の被告接見録にもとづく検証
裁判から何が見えるか(その5)
「津久井やまゆり園事件」が問いかけるもの ――元職員の被告接見録にもとづく検証
学級崩壊の毎日
娘の不登校から見た日本の学校や社会のあれやこれや——子ども・若者支援の専門家が20年目に当事者になった話
ある遺族のメッセージから考える
「津久井やまゆり園事件」が問いかけるもの ――元職員の被告接見録にもとづく検証
遺族訪問記
「津久井やまゆり園事件」が問いかけるもの ――元職員の被告接見録にもとづく検証