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『ウクライナを知るための65章』特別公開

2022年2月24日のロシアによるウクライナ侵攻は全世界に衝撃を与えました。ウクライナへの時事的な関心が高まっている今だからこそ、多角的にウクライナという国を理解する必要があります。

メディアではいろいろな情報が錯綜していますが、そもそもウクライナとはどのような国なのでしょうか?

さまざまな専門家が自然、歴史、民族、言語、宗教、文化などの面からウクライナを紹介する『ウクライナを知るための65章』(2018年刊行)は、そうした疑問に答える格好の1冊です。今般の関心の高まりから注目を集めている本書の一部を、このたび特別公開。ウクライナを知り、今何が起きているのかを冷静に考えるためにお役立ていただき、是非書籍も手に取ってみてください。

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◆公開記事一覧

重版に寄せて 『ウクライナを知るための65章』重版に寄せて(服部倫卓)

Ⅰ ウクライナのシンボルと風景 から

第1章 「ウクライナ」とは何か――国名の由来とその解釈(原田義也)

第2章 青と黄のシンボリカ――ウクライナの国旗・国章・国歌(原田義也)

第8章 ウクライナ文化揺籃の地となった北東部――シーヴェルシチナ・スロボジャンシチナ・ポルタウシチナ(イーホル・ダツェンコ/訳:原田義也)

Ⅱ ウクライナの民族・言語・宗教 から

第12章 民族・言語構成――スラヴ、ゲルマン、ロマンスからテュルクまで(イーホル・ダツェンコ/訳:原田義也)

第17章 ウクライナ語、ロシア語、スールジク――進展するウクライナ語の国語化 (中澤英彦)

第20章 ウクライナ人ディアスポラ――遠い祖国への熱き想い(光吉淑江)

Ⅲ ウクライナの歴史 から

第22章 キエフ・ルーシとビザンツ帝国――ウクライナの前史(三浦清美)

第25章 ロシア帝国下のウクライナ――「小ロシア人」から「ウクライナ人」へ(光吉淑江)

第32章 あの人もウクライナ出身――文学者、芸術家、政治家(光吉淑江)

Ⅳ ウクライナの芸術と文化 から

第36章 ロシア文学とウクライナ――言語、民族、トポスの錯綜 (中村唯史)

第42章 現代ウクライナにおける日本文化の受容――ステレオタイプを超え(セルゲイ・ゲラシコフ/訳:原田義也)

Ⅴ 現代ウクライナの諸問題 から

第46章 独立ウクライナの歩みの概観――東西の狭間で苦悩(藤森信吉)

第57章 チェルノブイリ原子力発電所事故――放射能汚染と健康被害の実態(高村 昇)

第62章 ウクライナとNATO――遠い加盟への道のり(東野篤子)

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