「てとてと」は、神奈川県相模原市のS団地で運営されている、子どもと大人のための居場所です。月に2回、子どもたちが集まり、昼は遊び、夜は勉強をします。簡単な食事も提供します。スタッフは別の仕事を持ちながら活動しており、子どもたちは口コミで集まります。参加する子どもたちはさまざまな背景を持ち、外国ルーツの子どもも多いです。
本連載では、著者の2人が地域の生活をより深く知るために始めた生活史調査を手がかりに、人々の多様性と変化する力を再認識し、人への信頼を取り戻していく過程を描きます。
あるサイバー・リバタリアンが見た夢の果て?(1)
デジタル社会は立憲主義の夢を見るか?
社会正義と核の授業~シカゴ公立学校で教える意味
アメリカの中学生と核について考えてみた
世界の食文化を知る③――フェイジョアーダ/ブラジル
〈エリア・スタディーズ〉200巻達成記念ページ
カンボジア系日本人として生きる
居場所がうまれるとき~団地の「語り」から見えてくるもの
ミルクボーイのネタがウケた理由 〔日向柚香〕
現代文化見聞録
公害と呼ばれたカラス
きらいだし、こわい、けれども……~害虫・害獣の民俗学~
裁判から何が見えるか(その2)
「津久井やまゆり園事件」が問いかけるもの ――元職員の被告接見録にもとづく検証