明石書店のwebマガジン

MENU

【アーカイブ販売 7/26まで】三木那由他×水上文「ジェンダーアイデンティティを捉え直す 『埋没した世界――トランスジェンダーふたりの往復書簡』刊行記念」

【アーカイブ販売 7/26まで】三木那由他×水上文「ジェンダーアイデンティティを捉え直す 『埋没した世界――トランスジェンダーふたりの往復書簡』刊行記念」

開催日:2023年7月6日(木)※アーカイブ配信(7月27日まで視聴可能)
時間:19:00~20:30
視聴方法:PC、スマホ、タブレットなどのブラウザから視聴できます。
主催:WEZZY

「アーカイブ視聴用チケット(7月27日まで視聴可能)」990円(税込)

詳細・お申込み:https://wezz-y.com/archives/95586

書籍販売(送料無料):https://wezzymeeting.stores.jp/items/64a66e4e91f26e00340db1ea

登壇者のお二人による告知音声:https://www.youtube.com/watch?v=XhzZ80rG6kc


「生活が男性から女性になる」「生活が女性から男性になる」という経験をした五月あかりさんと、周司あきらさん。『埋没した世界――トランスジェンダーふたりの往復書簡』(明石書店)は、性別移行の体験や、「女性であること」「 男性であること」について、ふたりが驚くべき解像度の高さで語り合った一冊です。

 「体は男(女)で心は女(男)」「心の性に体の性を合わせるために治療をする」 といった規範化されたトランスジェンダーの物語とは異なる道のりを歩んできたふたりの対話は、徐々に広がり、深まっていきます。

 そこでは、すべての人が持つとされている性同一性(ジェンダーアイデンティティ)をはじめ、自明とされている概念が次々に問い直されていきます。本書はトランスジェンダーの語りのバリエーションを豊かにするだけではなく、世の中の大多数を占めるシスジェンダーの人にも「 性別」とは何なのかをあらためて考えるよう促すのです。

 さらに、「好き」という言葉や性的指向について対話を重ねるうちに、二人の関係性が変化していくのも本書の読みどころのひとつです。

 今回のイベントでは、クィア・フェミニズム批評の見地から文芸評論を執筆する文筆家の水上文さんと、トランスジェンダーに関する寄稿も多い言語哲学者の三木那由他さんに、本書を通して考えたことをお話しいただきます。

 シスジェンダー/トランスジェンダーにとって性同一性とは何か。女性であるという経験とはどういうものなのか。性的指向、セクシュアリティとジェンダーアイデンティティとはどのような関係にあるのか。

 『埋没した世界』を読んだ人も、これから読む人も、三木さん、水上さんとともに考えてみませんか。

タグ

関連書籍

閉じる